【カーメロ・アンソニー】僕がNBAで1番好きなカーメロ・アンソニーについて語る。(ナゲッツ時代)

 

みなさんこんにちは!NBA大好きタクヤです!

 

前回自己紹介したので、今回からNBA選手について書いていきます。

誰について書こうかな〜。最初はNBAのレジェンド、ジョーダンとか書いちゃう??

とか思ったんですけど、初回という事で僕が1番好きな選手カーメロ・アンソニー

ついて書こうと思います。

  

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はい。これがみなさん大好きカーメロ・アンソニーです。

簡単に彼のプロフィールを紹介します!

 

【プロフィール】

名前:カーメロ・キャム・アンソニー

ポジション:SF/PF

所属チーム:デンバー・ナゲッツ        (2003-2011)

      ニューヨーク・ニックス      (2011-2017)

      オクラホマシティ・サンダー    (2017-2018)

      ヒューストン・ロケッツ      (2018-2019)

      ポートランドトレイルブレイザーズ (2019-現在)

 

はい!かなりざっとです!

もっと詳しいプロフィールはウィキペディア見てください!笑

 

彼のキャリアの始まりはデンバー・ナゲッツから始まっています。

そして僕はこのナゲッツ時代のメロ(※カーメロのニックネーム)が1番好きですね。青のユニフォームがとっても似合ってる。

もちろん今も応援してますけどね!

 

彼の特徴を簡単にまとめますと‥‥‥

 

シュートフォームがハンパなく綺麗

1on1スキルが高しクリニック

1回でいいから優勝してほしい

 

この3つになります。

はい!まずシュートフォーム!とりあえず見て!

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 いいですね〜〜。若い大学時代!!

 

まず、彼はドラフトで2003年に全体3位でデンバー・ナゲッツに指名されます。2003年組といえば、レブロンやウェイド・ボッシュハインリック(並べてすまん)と同期になり、この年のドラフトクラスは歴代屈指の当たり年と言われてます。その中での3位なので、入る前からスーパースター候補として見られてたんです。実際に彼はシラキュース大学時、NCAAトーナメントで1年生ながら優勝しています。エリート中のエリートだったんです。

 

チームが彼に求めたのはエースとしてとにかく点を取ること・そしてチームを勝利に導けるような選手になること。メロは1年目のルーキーシーズンから期待通りの活躍を見せます。1年目から平均21.0PPGを記録し、得点能力の高さを見せつけます。これが彼の特徴の1つである、1on1に圧倒的に強いということです。アイソレーションポストプレー・3PTとなんでもござれですし、超主観的な意見ですが、1on1スキルに関しては全盛期のメロ(2005年-2010年くらい)がNBAの中でNo1だと思ってます。

 

メロはアイソレーションの際、

まずリングと正対→ジャブステップで相手揺さぶる→ジャンプシュート

このパターンで点を取ります。何回ジャブステップかけんねん!と思う時もありますが、この駆け引きが美しいんですよ!NBAトップクラスのディフェンダーでさえもジャブステップに引っかかってしまうんです。

 

ポストプレイは、

牛みたいに強い体を生かしてゴリゴリ→メロの体強すぎて相手ビビる→その隙にターンアラウンド

能力値の全てをガタイに振っているあのPJ・タッカーでさえ押し込まれてますからね!

 

はい!みんな大好きTOP 10 Play! 

 

NBAに入って2~3年経つと、彼のスコアラーとしての能力を疑うものは誰もいませんでした。ただ、彼はボールを一人で持ちたがるタイプの選手なので、「メロがいるとチームオフェンスが機能しない」「シュートアテンプトが多いから点を取れているだけ。効率が悪い」と言われるようにもなります。(スコアラーはよく言われますけどね)そして彼はそんな評価をキャリアを通して言われ続けることになります。

 

 そんな彼を僕がなぜ好きになったかというと、単純に彼がどうやって点を取るのか見ていてとてもワクワクするからなんです。なので、一ファンからすると彼が周りからボール持ちすぎだとか、批判的な意見を言われようが、気にせず点を取って俺をワクワクさせてくれ!と思ってました。同じように思っている方もいたのではないでしょうか。

 

彼のキャリアも、プレイオフには出るもののファーストラウンド敗退が続き、「メロは点取れるけどチームは勝たせられない選手だ」という声も出てきます。うるせー!黙ってろ!と思う反面、せやんな、確かにな。と思う自分もいたというのが素直な気持ち。そんな2008-09年のナゲッツ時代の彼に1つのキャリアの転機が訪れます。一人の選手がナゲッツに加入してきました。その選手はチャンシー・ビラップス。彼の加入がメロ、そしてチームを変えていくんです。

 

大きく変わったのはチームとしてのまとまりが出てきたこと。優勝経験のあるビラップスは移籍してきた当時、すでに類稀なるリーダーシップを持っていました。高校のあんまり強くないバスケ部になぜか都大会経験のある1年生が入ってきたみたいな感覚です!(経験したことありませんが)

 

ビラップスはメロにいつ点を取らせるのかを常に考えており、時には自分で点を取り、時にはメロ以外の選手にボールを回して点を取る。そして大事なここぞという場面ではメロにボールを渡し点を取る。ビラップスはこういったことができるクレバーな選手でした。

 

チームとしてもウェスタン・カンファレンスで2位となる54勝28敗の成績を上げ、意気揚々とプレイオフに乗り込みます。どうせまた負けるでしょという懐疑的な目を周りから向けられながらも、チームはファーストラウンドでホーネッツと対戦します。

 

この時のホーネッツにはクリス・ポールがいました。すでに彼はNBAトップ5に入る PG。ただ、このシリーズではビラップスがベテランらしい試合運び・ゲームメイクを見せ、ナゲッツとメロはファーストラウンドを突破します。僕はテレビを見ながら、意外とあっさり勝ってしまった事実に驚きつつ、きた?これファイナルきた?と勝手に盛り上がってました。何よりもメロとビラップスの相性が抜群。能力はあって目立ちたがり屋でちょっと自己中な弟メロを、百戦錬磨の兄ビラップスが上手くコントロールしてまとめてたんです。

 

続くセカンドラウンドも、勢いそのままにダラス・マーベリックスとのシリーズも突破し、カンファレンスファイナル決勝へと進むのです。プレイオフが始まる前までは、ナゲッツファンでさえもカンファレンスファイナルまで進むとは正直思っていなかったと思います。それでも事実、ファーストラウンドもセカンドラウンドもシリーズを4-1で制しており、今まで言われてた2回戦には進めないってなんだったの?メロちゃんやればできるじゃん。まじ優勝頼むで。やったって。って雰囲気に変わりました。あのプレイオフでのデンバーを見れば本当に優勝できる可能性があると感じたのです。

 

そしてカンファレンス・ファイナルの相手はコービー率いるロサンゼルス・レイカーズ。シーズン成績でいえばレイカーズの方が上でしたが、シリーズ始まる前の見方としては五分五分、どちらが勝ってもおかしくありませんでした。

 

Game1とGame2はもう両チームバッチバチ。常に火花飛んでました。気迫がぶつかってるってああいうことをいうんですね。試合も互いに譲らずの接戦となります。メロは好調そのままに点を取っていましたが、コービーも負けずに点を取りまくります。この二人のやり合いは見ていて本当に面白かったです。エースとしてのプライドのぶつかり合いですよ!

 

よかったらハイライトどうぞ。(Game1) 

 

この時はもちろんメロのことは応援してますけど、それよりも純粋にバスケの楽しさ・NBAの面白さに大興奮してました。これがNBAの面白さか〜〜!!と。

 

Game2が終わった時点でシリーズは1-1、イーブンです。Game3はどちらが勝ってもありません。ただナゲッツのホームコートでの試合だったので、ここはなんとしてでも勝ちたいです。点差も離れず、どうなんのどうなんの道南のドウナンノ、、、とハラハラしていましたが。やりやがりました。あの男が。あのマンバが!

 

95-93、ナゲッツ2点リードで迎えた残り1分30秒。レイカーズのオフェンス。おそらく用意していたプレーコールが上手くいかず、オフェンスがちょっとゴタつきながらのコービーのアイソレーション。ディフェンスのJRスミスがこれでもかっっ!!と超絶ぴったりマークについていたのですが、コービーはそれでも3Pを決めたのです。JRスミスはコービーが打ってくるのを分かっていたと思うんですよね、ショットクロックも少なかったですし。それでもコービーは決めたんです。

 

今振り返ってもあのショットのインパクトがでかすぎます。(その後のナゲッツのインバウンドミスがなければとも思いますけどね)結果Game3はレイカーズが勝利し、シリーズも4-2でレイカーズがファイナルに進みます。

 

結果メロとナゲッツはファイナルに行けず、残念ですが僕はメロがプレイオフで勝ち進むのをみれたので純粋に嬉しかったです。息子が運動会の徒競走で1番になるのを見たような気持ちになりました。やればできるじゃん!!ってね。(子供いないけど)

 

ただ、翌年のメロとナゲッツはまたもやプレイオフ1回戦で敗退してしまいます。燃え尽きたんかな?そしてさらに翌年の2010-11シーズンに、ついにメロはナゲッツから移籍してしまうのです。まじでメロナゲッツ大好きだったんで僕自身ショックでした。でもビラップスパイセンも一緒にいるから大丈夫かなーんてことも考えたりしてました。

 

 

というところで少し長くなりましたが、ナゲッツ時代のメロについては以上となります。次回はニックスに移籍して以降のメロについて書きたいと思います。

 

それではまた!

 

〜〜後半に続く〜〜